さいたま市 浦和の小児科・アレルギー科・内科
元大学病院小児科医局長、小児専門医が診療
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以前は当院でもレントゲン撮影をしておりました。
肺炎や骨折など、地域連携病院での治療の必要があるか否かを判断する材料の一つとして、レントゲン検査があります。
具合の悪い小さなお子様は暗くて狭いレントゲン室が怖くて動くことが多く、撮り直しの回数が重なり、そのたびにお子様は被曝します。それでもレントゲン検査が必要十分であればよいのですが、触診、視診、問診をしっかり行うことにより、レントゲン検査を行う前にすでに、紹介が必要か否かの答えは出ていることがほとんどです。また、診療所でレントゲン撮影をしても、紹介先の病院で再度取り直すことが多いのが実情です。
以上の理由から当院では触診、視診、問診をしっかり行った上で判断をし、より精密な検査が必要であれば地域連携病院で行うこととしております。ご質問がある場合はお気軽にお問い合わせくださいませ。
はい、土曜日も行えるよう変更となりました(2020年8月)。
ただし、4ヶ月以下のお子様は予防接種の後お熱が出ることがあります。当院は予防接種の後も責任を持って診療にあたりたいと考えておりますので、土曜日に4ヶ月以下のお子様の予防接種は行なっておりません。平日14~15:30の専用タイムをご予約ください。
どうしても都合がつかない場合はご相談ください。
お母様お父様の外出の負担をできるだけ減らすため、予防接種と乳幼児健診を同日(平日の専用時間)に行うことができるのが当院の特徴です。
予防接種も健診も、2ヶ月前〜当日朝8時、ネットでの予約が24h可能です。
予約枠キャンセル情報はLINEでお知らせしております。HPトップのボタンから是非お友達になってください。
インフルエンザの流行は1月上旬から3月上旬が中心であること、ワクチン接種による効果が出現するまでに2週間程度を要することから、毎年12月中旬までにワクチン接種を受けることが望ましいと考えられます。
13歳未満は2回接種が必要です。
1回目と2回目の間は4週間ほどの間隔をあけます。
接種1~2週後から抗体が上昇しはじめて、2回接種1ヶ月後にピークになり、3~4ヶ月後に低下し始めます。接種5ヶ月くらいまで効果があります。
以上のことから10月と11月に接種すると2月くらいまで有効、11月と12月に接種すると3月くらいまで有効でしょう。
10月が出るか、3月が出るかというところですが、
例年、10月のインフルエンザよりも、3月のインフルエンザの方が耐性菌化しており、3月の方がより予防が必要と考えられますので、”10月に打たなければ”と焦るものでもないかと思われます。
ただし、個人差があること、年によりインフルエンザのシーズンがずれることもありますことをご理解ください。
毎年すこしずつ免疫が残ってゆきますので、基礎免疫もついてきますが、13歳以上の受験生の方は二回接種した方が安心です。
機会に恵まれず、1回目の接種が12月になってしまった場合、2回目の接種は2〜3週間ほどの間隔で接種をしても構いません。
また年末年始にかかるため、二回目が5、6週間あいてしまう場合も、受けた方がよいので、年明けに二回目を受けましょう。
(1)予防接種を打つことにより、打たなかった人たちより、明らかに発症率が減ることは科学的に証明されています。異常行動の確率・肺炎・インフルエンザ脳症・時には死に至る確率も減るということです。また発症したとしても、軽く済む方が多いというデータもあります。
(2) あなたが予防接種をしたことによって、体質などの問題でワクチン接種ができない人やお年寄り、妊婦さん、赤ちゃんへの感染リスクも減少できます。
(3)保育園・幼稚園に通っている乳幼児は接種した方が良いでしょう。0歳児の場合、兄姉の送迎だけでしたら強くはお勧めはしません。親や兄姉が予防接種をしたり、不用意に人混みに行かないよう気を付けることで感染のリスクを下げることもできます。
1回目の接種時に12歳で2回目の接種時に13歳になっていた場合でも、12歳として考えて2回目の接種を行っていただいて差し支えありません(厚労省HPより)。
ワクチンの添付文書には「13歳以上の者は1回または2回注射」と記載されています が、13歳以上は、1回接種で2回接種と同等の抗体価の上昇が得られることから、1回で構わないとされております。
13歳未満は、1回接種後よりも2回接種後の方がより高い抗体価の上昇が得られることから2回接種を推奨されております。
この"13歳"という年齢は法律で決まっているわけではなく、過去のデータから区切られた年齢です。ですから、12〜13歳の方は、重症化リスクとの天秤をかけたときに、二回接種でも構わないとされているのです。
蛇足ですが、公費予防接種の場合において年齢に区切りがあるのは、無料で接種できる時期であり、無料の時期を過ぎたら、打たなくてもよい、というわけではありません。万が一接種し忘れた場合は、有料になりますが、接種した方が良いでしょう。
免疫をつけるためにワクチンを接種したとき、免疫がつく以外の反応がみられることがあります。これを副反応といいます。季節性インフルエンザで比較的多くみられる副反応には、接種した場所の赤み、はれ、痛み等が挙げられます。接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、通常2~3日でなくなります。 全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気、だるさなどが見られます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日でなくなります。 また、まれではありますが、アナフィラキシー様症状が見られることもあります。アナフィラキシー様症状は、ワクチンに対するアレルギー反応で、接種後比較的すぐに起こることが多いことから、接種後30分間は保護者の方がしっかりとお子様の様子を観察してくださいますようお願いしております。また、帰宅後に異常が認められた場合には、速やかに医師に連絡してください。
インフルエンザにかかった方の異常行動(急に走り出す、部屋から飛び出そうとするなど)が報告されています。
抗インフルエンザウイルス薬の服用と異常行動との因果関係は不明ですが、これまでの調査結果などからは、 ・ インフルエンザにかかった時には、抗インフルエンザウイルス薬を服用していない場合でも、同様の異常行動が現れること、 ・ 服用した抗インフルエンザウイルス薬の種類に関係なく、異常行動が現れること、 が報告されています。
以上のことから、インフルエンザにかかった際は、抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類にかかわらず、異常行動に対して注意が必要です。
インフルエンザにかかり、自宅で療養する場合は、抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無によらず、少なくとも発熱から2日間は、保護者はお子様から目を離さないようにしてください。なお、転落等の事故に至るおそれのある重度の異常行動については、就学以降の小児・未成年者の男性で報告が多いこと、発熱から2日間以内に発現することが多いことが知られています。窓の鍵をしめる、窓のそばに台を置かないなど、特に注意をしましょう。