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赤ちゃんの“でべそ”でお悩みの保護者の方へ

■“でべそ”は自然に治る?

赤ちゃんの臍(さい)ヘルニア、いわゆる“でべそ”は、赤ちゃんの5人から10人に1人の割合でみられます。

へその緒が取れた直後の臍輪がふさがっていない時期に泣いたりいきんだりすると、臍部に腸が飛び出してきて、“でべそ”になります。

“でべそ”は生後3ヶ月頃まで大きくなり、大きいものでは直径4cm近くになることがあります。

以前は“でべそ”は自然に治るものと考えられていましたが、近年、臍の圧迫療法が見直されています。

 

■臍の圧迫療法とは?

臍の圧迫療法とは、乳児期前半におへそをスポンジとテープで固定し、腸管の脱出を防止することで、ヘルニア門早期の閉鎖を狙うとともに、皮膚の伸展を防ぐ治療法です。

当院のスポンジとテープは、化膿したりかぶれたりしないお肌に優しいものを採用しております。

また防水のフィルムを貼るため入浴も通常通りで構いません。

2週間〜1ヶ月に一度ご来院いただき、経過をしっかりと診察し、医師が圧迫固定を行います。

おうちで貼りかえたい方には丁寧に実技レクチャーします。

生後4ヶ月までの赤ちゃんが約2~3ヶ月の固定することにより、9割以上の症例で突出がみられなくなります。

将来的に手術が必要になっても、余剰皮膚が最小に抑えられるため、形状のきれいな臍を作ることができます。

 

これってでべそ?と思ったら、一度当院へご相談ください

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